「腸の働き」

院長ブログ

皆様、こんにちは。
一日を気持ちよくスタートするには、朝のお通じがよいことが大切だと思いまして
今日は、「腸の働き」についてお話したいと思います。

腸は、血管とは逆で、
交感神経が優位であれば拡張し、副交感神経が優位であれば収縮する性質をもっています。

このため、夜中に副交感神経が活性化すると、腸は収縮し、蠕動運動が起こることで朝のお通じが良くなります。

腸が、波打つように動く蠕動運動が弱くなることが、便秘の原因の一つとされ
自律神経が乱れることで、腸の拡張、収縮のバランスが狂い、便秘をおこします。

食生活の乱れも、腸に深刻なダメージを与えます。

近年、大腸がんが男女ともに増加しており、原因は食生活にあるとされています。
特に、日本人は食物繊維の摂取量が少ないのです。

人は、食物繊維をとることで、腸内細菌が働き、短鎖脂肪酸が作られることで蠕動運動が活発になり
排便がスムーズになることで腸内環境は、善玉菌優位に保たれます。

健康な成人の腸内には、善玉菌(20%)、悪玉菌(10%)、そのどちらでもない、日和見菌(70%)
があります。

日和見菌とは、善玉菌、悪玉菌のどちらにも作用するもので、日和見菌を味方につけ善玉が多くなれば腸内環境は良好に保たれます。

日和見菌の、大部分を占める酪酸菌を産生するには、ヨーグルトの乳酸菌だけでは不十分で、
野菜、果物、穀物に含まれる食物繊維をとる必要があります。

毎日ヨーグルトを食べています、という方もおられますが、効果がみられない場合はその方に菌があっていないのかもしれません。

腸内にどんな菌がいるかは、人によって違うため、外から取り入れる菌の適正も人それぞれなのです。

1~2週間ほど食べ続けて、何らかの効果がある場合は、適性があるので続けてみられて下さい。

腸内環境をよくする食品として、

腸内環境を整える(ヨーグルト)
血液中の悪玉コレステロールを減らす(オリーブオイル)
乳酸菌が豊富な(納豆)(キムチ)
鉄分が豊富な(レンズ豆)

が、あげられます。

さらに、大腸を外側、内側から刺激することが必要です。

[腸の働きを改善するエクササイズ]

腸には、構造上どうしても便のたまりやすい箇所があります。

そこを手で圧迫しながら、骨盤を回すことで、腸に刺激を与えて動きを活発にし副交感神経の働きを高めます。

①右手を腰骨の上、左手を肋骨の下にあて、その部分をつかみます。

②手に力を入れ、両手でお腹をもみながら、腰をゆっくり右に10回まわし、次に左に10回まわします。

腸には、約一億個の神経細胞があり、それらは脳とは別に思考しており
その情報は腸から脳へ送られることから、腸内環境はメンタルにも影響を与えます。

不安やイライラを抑え、幸福感、満足感に関与するセロトニンの90%は、腸で作られているので
是非とも、腸内環境を整えて、心と体のバランスを保つよう出来ることからチャレンジしてみてください!

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