皆様こんにちは
最近よく、コマーシャルで帯状疱疹の
ワクチン接種のCМをみかけます
なぜ最近になって帯状疱疹のワクチン接種を
促しているのでしょう？
近年、水痘ワクチンの定期接種化により
水ぼうそうにかかる子供が減っています
水ぼうそうウイルスは
水痘・帯状疱疹ウイルス(ＶZウイルス)といい
日本人の９割は体内にＶZウイルスが
潜んでいます
お子さんやお孫さんと、お住みの方は
水ぼうそうにかかった子供の世話を通じ
新たにＶZウイルスが入り込み
低下していた免疫力が再び強化されます
これを
「ブースター効果」といいます
しかし現代は、核家族・少子化でこうした
効果を得る機会が少ないため
帯状疱疹が増加しているのです
帯状疱疹の予防ワクチンは、低下している
免疫力を上げる作用があり
水痘ワクチン
(弱体化したウイルスを用いる生ワクチン)と
シングリックス
(ウイルスの成分を利用した不活化ワクチン)
があります
水痘ワクチンは、【水ぼうそうの予防】
シングリックは、【帯状疱疹の予防】と
考えておけばよいかもしれません
高齢になるほど、帯状疱疹は重症化しやすく
50歳以上であれば、ワクチン接種も検討
されてもよいかもしれません
自分も以前、帯状疱疹にかかったことがあり
大変な思いをしました
日本人の場合は80歳までに約30％の人が
帯状疱疹を経験するといわれてます
若くても、過労やストレスにより帯状疱疹を
発症する恐れがありますので
不安な方は
健康状態や、生活スタイルを見直すことが
重要です！
次回は、帯状疱疹とは何か
わかりやすく書いていこうと思います
