橈骨神経麻痺

自分の腕を枕にうたた寝をしていて、目覚めたとき手が「ブラン」と垂れ下がりしびれを感じ驚いた経験はないですか?そのような症状が続く方は、橈骨神経麻痺かもしれません。

橈骨神経麻痺の腕

橈骨神経は、上腕(二の腕)の骨を回り込むように走り前腕を経由し指先に走る神経で手首、指を伸ばす筋肉に働きかけます。

上腕中央部では橈骨神経が上腕骨のすぐ後ろを通るので、神経が圧迫されやすい構造になっています。

神経の圧迫により、親指と人差し指の間(手の甲側)にしびれ、知覚障害が起こり、「ブラン」と手首と指が下がった下垂手の状態になります。
※手の指の第1・2関節は伸ばすことは可能

橈骨神経麻痺の手

●原因

上腕骨、肘の骨折の際に神経が傷ついたり、圧迫されることが原因になります。

◇治療

<神経圧迫の場合>
橈骨神経が圧迫されている場合は、自然治癒が期待できますので手首をやや反らした状態で装具にて固定を行い様子を見ます。その間、神経の再生を促すビタミンB12を摂取します。

<神経断裂の場合>
上腕骨、肘の骨折で神経が断裂した場合は、すぐに手術を行います。

アルコールを飲み、自然な寝返りが損なわれることで神経が圧迫されるケースや、腕枕を長時間していてしびれが見られるなど、日常のちょっとした動作・習慣で起こりうる麻痺ですので注意が必要です。

タイトルとURLをコピーしました