ガングリオン

ガングリオンとは、手首や指の関節周辺にゼリー状の腫瘤(こぶ)ができるものをいいます。

大きさ、硬さは様々で、米粒大からピンポン玉くらいの方もおられます。腫瘤の大きさは、まさしく手首や指の運動量で変わってきます。

○症状

ガングリオンは、痛みもなく無症状の方も多いですが、手首を曲げた時、骨と骨の間にガングリオンが挟まり痛みを起こすことがあります。

主に手関節の甲側にできやすく、指のつけ根にできた場合は腱鞘(骨と筋肉をつなぐ腱を包み、滑車のように腱が滑らかに動くよう支えるもの)とつながっているケースが多く、押すと痛みがあります。

この場合は、ばね指(曲げ伸ばしの際に指が引っかかる)の可能性も視野に入れます。幅広い年齢層に見られますが、女性に多く見られます。

●原因

ガングリオンの関節頭

ガングリオンができる原因は詳しくは分かっていません。関節包と腱鞘は繋がっており滑液が、ガングリオンの袋の中に詰まり濃縮されることで、ゼリー状になると考えられています。

手をよく使うからできるというのではなく、膝、肘、足首の関節など様々なところにガングリオンは発症します。

◇治療

無症状の方も多いので、痛みがなけれ自然治癒することともあります。膝の中によく水が溜まるといいますが、そういったイメージに近いかもしれません。心配な方は、超音波検査やMRIで検査を行いましょう。

ガングリオンの治療法としては、注射針を刺し注射器により吸引する方法がありますが再発率が高いのが難点です。

たまに患者さんが、自分でガングリオンに力を加えて潰したらなくなりましたということがあります。

上手くいけばいいのですが、周りの筋肉や神経にダメージを与える可能性もありますので、個人的にはあまりおすすめできません。

神経を圧迫し、生活に支障がある方は内視鏡によりガングリオンを取り除く手術を行います。

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