靴底からわかる足の弱点・ゆがみのタイプ

ふだん何気なく履いている靴ですが、靴底をチェックしたことはありますか?
靴を見れば歩き方の癖や、起こりやすい疾患がわかりますのでチェックしていきましょう。

いろんな靴のすり減り方

<内側が減る>
偏平足の方に多く、足の縦アーチが崩れることで靴の内側が床につき、すり減る。

<外側が減る>
甲高で、中年以降の男性(足先を外側に向け歩く)O脚、変形性足関節症の内反型に多い。

<後側が減る>
靴の踵を、踏みつけて歩く方。腰が悪い方も、足先に体重が移動しにくいので注意。

<中心が減る>
アキレス腱が固い方に多く、足首が上に反らせないので踵をつけず、指のつけ根に体重がかかる。

<先端が減る>
高齢者に多く、足を引き上げる腸腰筋の低下のため足が上がらず、すり足で歩く。

ところで、理想的な靴のすり減り方とはどのようなものなのでしょうか?

理想的な靴のすり減り方

<踵の外側と、親指の周辺が減る>
理想的な歩行は、踵から着地して足の外側から前足部に移動し親指で蹴りだすこと。

健康な生活は、足元から始まります。
気になる方はぜひ靴底をチェックしてみて下さい!

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