「年齢に応じた運動」

院長ブログ

皆様、こんにちは

うだるような、暑い日が連日続きますが
そんな中

ランニングをされている方を
多く見かけます

適度な運動は、ストレス解消になり
体にも良いということは、皆様ご存じの通りです

1つのことを継続して、やり続けるのは
大変良いことだと思います!

ただ、まじめな方ほど
お医者さんに「運動するのがいいですよ」
と言われると

『それを実行しなければ』という使命感とでも
言いましょうか…

無理をされて
お体を壊されるケースが多い気がします

若いころのイメージで運動を続けると

将来、健康になるどころか
体を壊すリスクを増やす恐れがあります

これは、意外かもしれませんが

アスリートの方は、一般の方に比べると
体の故障が多く、寿命が短いとされています

『激しいスポーツは寿命を縮めるのです』

激しい運動を行うことで、大量の活性酸素が生じ
体の細胞を傷つけ

【生活習慣病】【老化】など、様々な病気を
引き起こします

もともと人間の体は、活性酸素を無毒化する作用が
ありますが

年齢とともに、それが衰える傾向にあります

体にいい運動とは

免疫力を上げる、ほどほどの運動なのです

昔、アメリカで「ジョギングの神様」と言われた
ジム・フィックスは

30代で100㎏近くまで太ったため、毎日15㎞の
ジョギングをして、30㎏の減量に成功しました

そこから、ジョギングのブームが始まったのですが
彼はランニング中に心筋梗塞を起こし

52歳という若さで亡くなりました

これは、極端な例かもしれませんが…

まじめな方ほど、トレーニングを頑張りすぎて
かえって体を壊してしまうことが多いです

若いころから運動をしてきた、元気な方でも
運動のし過ぎは、かえって健康に悪いため

運動の仕方を見直す必要があります

自分も、去年までは、1週間に1回
10㎞走っていましたが

今は、1週間に5㎞を2回走るなど
運動の内容を見直しています

同じ距離を走っても、5㎞走るほうが当然
体の負担は少ないですし

だらだら走るより、集中して走れるものです

そこは、人それぞれに自分の年齢、体力に応じて
工夫されればよいと思います

真面目な方ほど「やらなければならない」という
思いが強く

それがストレスになってしまわれる方が多いです

運動は、楽しくやってこそ効果があると
思います

リハビリやトレーニングでも楽しく行えるかは
指導者の一番の腕の見せどころかもしれません!

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