❄️雪かきで肩が悲鳴、転倒で骨が悲鳴⁉ 冬に多い骨折のお話

こんにちは、若林です。
富山県、ついに本格的に雪が降ってきましたね。

朝から除雪をしていたのですが……
雪の下が湿っていて、重い!重すぎる!
肩も腰も「もう十分働きましたけど?」と文句を言っております。

さて今回は、この季節に**とても多くなる「転倒による骨折」**について、少し真面目に、でも分かりやすくお話ししたいと思います。

冬に一番多い骨折は「手首」

雪道や凍った道路で滑ってしまい、
とっさに手をつく──この時に起こりやすいのが
👉 橈骨遠位端骨折(とうこつえんいたんこっせつ)
いわゆる「手首の骨折」です。

冬場は本当に多いです。
正直な話をすると、

後ろに転ぶより、前に転んで手首を骨折した方が
結果的に軽く済むこともある

…というのが、現場で見ている実感です。

手首の骨折はリハビリで回復しやすく、
寝たきりにつながることは比較的少ないのが特徴です。


本当に怖いのは「後ろに転ぶ」こと

凍った道で滑り腰を痛める老婆

注意していただきたいのが、
後ろに転んで尻もちをつくケースです。

この時に起こりやすいのが
👉 腰椎圧迫骨折(ようついあっぱくこっせつ)

この骨折、何が怖いかというと、

  • 一度骨折すると
  • その上下の背骨も次々と折れやすくなる

という特徴があります。

「1回転んだだけなのに、いつの間にか背中が丸くなってきた…」
そんな方は、実は圧迫骨折を繰り返していることも少なくありません。


横に転ぶと要注意!足の付け根の骨折

さらに注意が必要なのが、横に転倒した時です。

太ももの付け根の外側に
**「大転子(だいてんし)」**という出っ張った骨があります。
ご自身でも触れる場所なので、一度触ってみてください。

この部分をドカンと横から打つと起こるのが
👉 大腿骨頸部骨折(だいたいこつけいぶこっせつ)

この骨折は、

  • 手術が必要になることが多い
  • 心臓などの持病があると手術ができない場合もある
  • 車椅子や寝たきりにつながることがある

という点で、特に注意が必要です。


高齢者に多い「三大骨折」

冬場によく見られる骨折として、
高齢者の三大骨折と呼ばれるものがあります。

1️⃣ 手首の骨折(橈骨遠位端骨折)
2️⃣ 腰の圧迫骨折
3️⃣ 大腿骨頸部骨折

この中でも、
②と③は治りにくく、生活への影響が大きいため、
できるだけ防ぎたい骨折です。


冬は「出ない勇気」も大切です

とはいえ、
雪道はどれだけ注意しても滑る時は滑ります。

ですので、

  • 朝の凍結している時間帯は外出を控える
  • 日中、雪が少し溶けてから除雪や外出をする
  • 天候が悪い日は無理をしない

これも立派な予防です。

私たちの仕事柄、
「冬は来ないでくださいね」とは言いにくいのですが、
本当に危ない日は家にいるのが一番の治療だったりします。


まだまだ雪の季節は続きます。
肩と腰をいたわりつつ、
転ばない・折らない冬を一緒に乗り切りましょう。

くれぐれも無理な除雪にはご注意くださいね☃️

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