「怒りの原因」

院長ブログ

皆さま、こんにちは。
ゴールデンウイーク真っ只中、交通渋滞にハマってイライラしている方も
多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「怒りの原因」についてお話したいと思います。

どんな時に、人はイライラするのか?

個人差はあると思いますが、自分の思い通りにいかないことで「怒りの原因」を
生み出すケースが多いような気がします。

「怒りの原因」を人や、環境のせいにしたくなりますが、
一番大きな怒りを作り出している原因は、自分なのです(自分で怒ることを選んでいる)

そもそも怒りは、単体で存在しているわけではなく、その背景には(人に対する恐れ、劣等感、寂しさ、疲れ、痛みなど)
の大元の感情があり、その二次的な感情から怒りが生まれるのです。

イライラが続くことで、交感神経の働きが高まり、呼吸が浅くなり、血行の悪化などから、
自律神経のバランスは崩れてしまいます。

人は誰でも、イライラするもので、それ自体を防ぐのは難しいです
(イライラするこで、不安を外に出し自分を守ろうとします)

まずは怒りを、コントロールしましょう!

①衝動をコントロール
人は嫌なことがあると、カッとし瞬間的に怒りがわくことがありますが、グッとこらえると
怒りの感情は長続きしません(6秒くらい)

②思考のコントロール
自分は、どんなことで怒るのか客観的に見る
自分がイライラすることを、ノートに書きだしてみて下さい

③行動のコントロール
自分が怒りを感じそうな、場面、環境を避ける

例えば、自分は車の運転時にイライラすることが多いので、

道が渋滞を起こしている時は、車での外出を避け電車を使う、または外出しない。
急に前方の車が、方向指示を出した時は、知らない道を走っていて分からなかったのかも。
のろのろ運転をしている車がいる場合は、いずれ自分もそういう運転をすることになるかも。

等、状況を客観的に見ることで、イライラが軽減することもあります。

それでも、イライラすることもあるかとは思われます。

そんな時は、ゆっくり深呼吸をしたり、手のひらを大きく開いたりして体の力を抜いて
自律神経を安定させましょう。

そして自分の好きなこと、読書や音楽を聴くなどの自分だけの時間を、
一日の間に作り、イライラをその日のうちにリセットして生活のリズムを整えることが
「怒りの原因」を作らない鍵となるのです。

自分で怒りやすいと思われる方は、出来ることから始めてみられて下さい!

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