今年の4月後半のことでした。
トイレで用を足したあと、ふと見ると便に血がついている。
「ん?ちょっとお尻が痛いし、たぶん切れただけかな?」
…そう思って、しばらく様子見をしていました。
ただ、心のどこかで
「一度ちゃんと診てもらった方がいいよなぁ」
という気持ちもあり、患者さんから評判を聞いていた病院に予約を入れることにしました。
痛みに弱い院長、最初から“眠る気満々”

正直に言います。
私は痛みにとても弱いタイプです。
胃カメラで「オエッ」となる話、
大腸カメラで「地獄を見た」という話を患者さんから散々聞いていたので、
今回は迷わず**「麻酔で眠ったまま検査できる病院」**を選びました。
人生初の下剤体験
検査当日の朝。
人生で初めて、腸を空っぽにするための下剤を飲むことに。
これがまあ、量が多い。
ペットボトルで言うと1〜2リットル級。
「前日に冷やしておくと飲みやすいですよ」と言われ、
まるでスポーツドリンクのような顔をした下剤をゴクゴク…。
しかもその日は電車移動。
「途中で大変なことになったらどうしよう…」と、
人生で初めておむつ購入が頭をよぎりました(結局買いませんでしたが)。
麻酔、すごすぎ問題

病院に着くと個室で待機。
その後、ストレッチャーに乗せられ、いよいよ検査室へ。
先生に
「今から5秒くらいで眠くなりますよ」
と言われ、
「いやいや、そんなわけ…」
1、2、3、4、5――
……次に目を開けた時には
「検査、終わりましたよ」
え?
もう?
体感時間、一瞬。
正直、麻酔ってすごいと心から思いました。
結果は「安心」と「びっくり」
検査結果はというと、
- 胃:ピロリ菌なし
- 逆流性食道炎が少しある程度
ここまでは想定内。
ただ、大腸で小さなポリープが見つかり、その場で切除。
「まさか自分にポリープがあるとは…」
これは正直、かなり驚きました。
保険の考え方が変わった瞬間
この経験で強く感じたことがあります。
これまで私は、
「万が一の事故や死亡時の保険」ばかりを重視していて、
病気に対する医療保険は後回しにしていました。
でも、43〜44歳という年齢を考えると、
**現実的に起こりやすいのは“病気”**なんですよね。
今回の検査をきっかけに、
保険の内容を見直すことにもなりました。
検査は「怖い」より「安心」

ポリープが見つかったことで、
「今後は2年に1回、検査を受けましょう」と言われました。
でも、
早めに見つかった
眠っている間に終わった
終わった後はスッキリ
そう考えると、
検査は怖いものではなく、安心を買うものだなと感じています。
院長として、そして一人の人間として
年齢とともに、
「自覚症状がないから大丈夫」は通用しなくなります。
今回の経験は、
院長として患者さんに伝える立場であると同時に、
一人の人間としても、
「定期検査の大切さ」を実感する出来事でした。
もし
「ちょっと気になるけど、まあいいか」
と感じている方がいたら、
今回の私の体験が、受診のきっかけになれば嬉しいです。

