皆さま、こんにちは。
最近は、スマートフォンの普及により姿勢が悪い方が増えた気がします。
長時間の不良姿勢の結果、肩凝りがひどくなり
肩や背中をマッサージしても痛みが解消しないと言われ
来院される方も多く、
姿勢の大切さを日々痛感する毎日です。
そもそも「肩凝りの根本的な原因」は何か?
筋肉の緊張も、当然原因の一つではあると思います。
では、なぜ肩凝りはマッサージだけでは解消しないのか?
それは、前屈みの姿勢により肩甲骨が左右に開き、肩が前に出る(巻き肩)の状態が続くことで、
肩甲骨を背骨に引き寄せる、深層の菱形筋が機能しなくなることにあります。
その結果、表層の僧帽筋が代わりに働くことで、
負担が大きくなるのです。
まずは、肩を正しい位置に戻すことが必要なのです!
自分がリハビリでも行っている簡単なエクササイズを紹介します。
①手のひらを上に向け、肘を脇につけます。
(この時、手はお皿を持ってるイメージで)
②肘を脇につけたまま、
親指を外に向けて行きながら、肩甲骨を背骨に引き寄せます
(背中で物を挟むイメージ)
巻き肩の状態が長く続いている方は、最初痛みを感じることもありますので、
痛みがない程度から初めてみて下さい!
(痛みがある方は、肘は多少離れても大丈夫です)